馬頭温泉郷で陶芸⁉誰でも簡単絵付け体験
馬頭は温泉だけじゃない!陶芸も楽しめる
馬頭と言えば温泉。馬頭温泉郷といえば、やはり美肌などの効能のある温泉が有名ですが他にも観光スポットがあるのをご存知ですか?というかかるちゃーが気になるスポットでもあるのですけど・・・その名も小砂焼。今回はこの小砂焼体験を紹介したいと思います。
馬頭温泉郷に来たら、温泉だけでなく道の駅も楽しもう♪と思っていた矢先、陶芸体験もできるということを知ったかる。もちろん体験しますよ、せっかくだし。今回は時間の予測がつかないので時間のかからなそうな絵付け体験をすることに。
陶芸体験・・・お皿やコップに好きな絵を描くことができるなんて楽しそう( *´艸`)。世界に一つだけの皿~って感じでプレミア感&旅の思い出もUPです。
小砂焼とは
栃木県の伝統工芸品に選ばれている小砂焼。地元の小砂で採取した土を使って作る小砂焼は、益子焼のような知名度はありませんが、金結晶で有名。益子焼と同じく【ろくろ・手びねり・絵付け】などの体験も楽しめます。せっかく馬頭温泉郷へドライブ(旅行)に行くなら思い出に残るもの(体験)をしてみるのもいいですよね♡
道の駅ばとうから陶遊館まで車で10分
道の駅ばとうに寄って買い物や食事を楽しんだ後は、思い出作りができる陶芸体験をしてみるのもおすすめ。道の駅ばとうから車で10分ほどの距離なので、車で行く人はナビを設定すればすぐです。
小砂焼の体験ができるところは何件かありますが、今回は予約不要で体験ができるという【陶遊館】さんに行くことに決定。かるちゃーは、道の駅ばとうからナビを設定しスタートしたのですが思わぬハプニングが発生。
迷子になったのです、ナビを使っていたのに(泣)。10分で着くはずの陶遊館、15時前に出発し到着したのが16時過ぎ。恐るべし方向音痴"(-""-)" 体験の予約をとってなくてよかった(遅刻しちゃうとこでした)・・・体験などで予約を取る際は時間に余裕をもってとるようにしましょう(しみじみ)。
小砂焼の【陶遊館】で絵付け体験
母とともに車を出て建物に向かうと看板が。手書きで書かれたような木の案内版【陶遊館 入口】を目安に建物のほうへ向かうと謎・・・等身大のウルトラマンが登場。 なぜこんなところにあるのかは謎ですが、とりあえず記念に一枚。
陶芸体験ができるところは、ウルトラマンの右手にあります。予約なしでも本当に体験はできるのか⁉かるちゃーと母は、さっそく大きな木のドアを開け体験所の中へ。
陶遊館の体験所
机と椅子がたくさん並んだ広い部屋で真っ先に目についたのが陶芸の先生らしき男性が片付けを始めているところ。片付け・・・もしやもう終り!?ネットでは17時までって書いてあったのに、これはピンチ(/ω\)
「もしかしてもう終りな感じですか?」すると男性は「はあ・・・終りな感じですけど。誰もいなかったので終りにしようかと思いまして」とのこと。やっぱり~(撃沈)、迷いながらもせっかく来たので聞いてみることに。
陶芸体験は予約なしでもOK
だめもとで「予約してないんですけど、今から体験とかって無理ですよね??」と質問。「何の体験ですか?」「絵付けです」。しばらくして「それなら大丈夫です。今から準備をするのでお待ちください」とのこと。
絵付けは時間がかからない(たぶん)のでOKしてくれたのかも。かるちゃーのように焦らないためにも、これから陶芸体験に行くかもしれない人は当日早めに電話をして聞いてみると安心ですね!
体験は予約なしでもOKですが、当日の混み具合(予約)によって早く終わりにしてしまうこともあるので注意が必要です。特にろくろ体験など時間がかかる体験をしたい場合はきちんと予約をするか早めに行くほうが無難です。
絵付け体験スタート
絵付け体験は、まずはじめに棚にならんでいる無地の陶器(お皿・コップなど)から好きなものを選んでいきます。料金は選んだ陶器によって違うそう。
皿を選んだ後はデザインを決める
コップに書いてある数字は器(皿・コップ)代。ロクロ体験のように別途焼成料はとられないのでかるの場合は1個1200円です。
かると母はそれぞれひとつづつコップとお皿を選び、絵付け体験スタート・・・しようと思ったら重大な事実。絵付けする絵が浮かばない(デザイン)⁉なんとかなると思っていたけど、いざ絵付けのデザインを書こうとするとデザインが浮かばない。
思わず近くに飾ってある小砂焼の陶器をガン見。すると、先生から「参考になるかわかりませんが、デザインの本を持ってきますね」と救いの一言。助かった~💦
デザインの本を見ながら下書き開始
先生の持ってきてくれた本(1冊)は、白黒の水彩画(筆)で描かれたイラスト集。絵付けも筆で書くのでピッタリです。母のデザインも決まり、かるも母が選んでいる時にチラ見してついに絵付けスタート!
まずエンピツで下書きをしてから筆を使って色をつけていきます。写真はかるのエンピツで下書きをしたもの。本を見ながらエンピツで下書きしていくのですが、ノートや画用にに描くのと違って曲線は非常に描きづらい( ゚Д゚)。
ついに本番!筆で色着け
机の上に載っている3種類の茶碗(大きめ)は、絵付けの絵の具のようなもの。左から【黒】【赤】【青】という並びになっています。この絵の具(?)と筆を使って色をつけていきます。まず最初に筆でよ~く液体をかき混ぜて液体を筆に馴染ませる。この3色の絵の具は好きな色を好きなだけ使ってよいので心置きなく色を付けてくださいね。
3色全部使っても、1色だけでシンプルに仕上げてもOK。これは個性がだせますね、かるのようなコップだと曲線なので絵を描いたり染めたりするのが難しいです。でも、筆で絵を描くなんてかな~り久しぶりなので楽しい♪
塗り方に決まりはないのですが、塗る濃さはある程度決まって(きれいに見える)いるようなので先生に濃さのチェックをしてもらいます。 魚の骨の部分は青色の絵の具を使って描いてみました。こう見ると青というよりグレーか薄紫?色にも見えます。
絵付け完了!
そして、二人の絵付けは終了!はじめてからできあがりまで10分くらい・・・あっという間に絵付け終了です。今度はもっと細かいデザインのものを書いてみたいな~なんて思うかるちゃー。
こちらの鳥(誰が何と言っても【鳥】です)は、赤色の絵の具。赤というより茶色っぽく見えます。あとは焼いてもらって自宅まで宅配で届けてもらうのみ。焼き上がりまでは50日ほどかかるそうなのですが、二か月くらいあっという間。さて、どんな風に出来上がっているのか楽しみ♪
今回体験した絵付けはかるのような不器用さんでも気軽に楽しむことができます。体験時間も短時間(絵を描くので人によるところもあるかもしれませんが)なので気になる人はぜひやってみてくださいね(#^.^#)。焼き上がり後は、自分で取りに行くか自宅まで配送してもらうことになります。配送の場合は体験料金に配送料がプラスされるので注意‼
絵付け体験に行く時の服装は、ろくろ体験の時のように動きやすい服装というより上着を(絵具で塗るので上着を汚さないように注意するのが前提)選ぶことに注意したほうがいいかと思います。上着なので、まくってみたり七分丈のものを着ていったり・・・袖があまり長すぎると絵付けがしずらいかもしれないので要注意☺
陶芸体験 【陶 遊 館】詳細
住所:〒324-0611 栃木県那須郡那珂川町小砂2712-15
TEL:0287-93-0117
時間:8:00~17:00
定休日:月曜
駐車場:普通車50台・大型バス5台
予約:団体のみ要予約(個人の場合は予約なしでもOK)
<体験料金>※配送料を除く
ろくろ 1時間1500円(5kgの粘土を使用)・ 焼成料 1点 1080円
手びねり 粘土500g使用 1080円
絵付け 湯のみ・カップ・皿など540円~
※完成まで50日前後
陶遊館までのアクセス方法
陶遊館に行く際のアクセス方法をいくつか紹介します。車以外にもバス・電車・タクシーを使っていくことができるのでチェックしてみてくださいね。
車を使う場合:東北自動車道矢板ICから60分・常磐自動車道那珂ICから70分ほど道の駅ばとうから車で5分・那須塩原駅から60分
電車・バスを使用する場合:JR東北本線(宇都宮線)氏家駅東口から関東バス「馬頭車庫行き」に乗り道の駅ばとうバス停下車後、タクシーで5分・JR烏山線烏山駅からタクシーで30分
まとめ
馬頭温泉は、温泉だけでなく陶芸体験もできる観光地。今回行った陶遊館さんは事前予約なしで体験をすることができます。かるちゃーは時間のかからない絵付け体験でしたが、ロクロ体験など時間がかかるものの場合は時間帯や予約状況によって受付てもらえないこともあるかもしれないので予約はともかく当日行く前に確認の電話を入れるようにしましょう。